猫の品種

これから猫を飼う方へ!マンチカンとスコティッシュフォールドの紹介

こんばんにゃ!ぽてぐみ飼い主です。

私は猫について無知の状態から、文献とネットの情報を読み漁りある程度猫種に関しての知識を得てきました。

私がなぜ無知から文献を読み漁るまでに至ったのか…気になる方は下記の2記事をご覧ください。↓

猫の飼育を諦めていた私がブリティッシュショートヘアに出会うまで。

実際に飼っているブリティッシュショートヘアやミヌエットだけではなく、ポピュラーな猫種も読み漁ってきたので、紹介していきたいと思います。

純血種は罹りやすい病気がありますので、飼う前にあらかじめ知識を持って心構えすることが大切です。知識を持っていることで日常生活の中で観察したり、注意することができます。飼ってから「知らなかった…」という飼い主さん、苦しむ猫ちゃんが増えませんように。

マンチカン

マンチカンとは英語で「小人」を意味します。

ちょこちょこ動く姿がコミカルで可愛いマンチカン。足が短いせいで二本足で立っても安定することができ、「マンチ立ち」も有名ですね。日本でも1,2を争う人気猫種です。

足が短いので運動は苦手かというイメージがあるかもしれません。ジャンプこそ苦手ですが、走り回って遊ぶのが大好き。よく体を動かし速く走って見事なコーナリングを見せてくれます。

マンチカンには短足だけでなく、中足、長足もいます。足長のマンチカンは見た目は雑種の猫となんら変わりはありません。

足の短い猫のことをマンチカンと呼ぶため、持ち合わせている猫の血統はさまざまです。そのため、毛質や毛の長さ、毛色や柄に決まりはなく、個体によって見た目は大きく異なります。ただし、遺伝子異常を避けるため、同じく突然変異で誕生した耳の折れたスコティッシュフォールドとの交配は、血統書上認められていません。

マンチカンの性格は?

人懐っこく甘えん坊

マンチカンは人懐っこく甘えん坊です。甘えん坊の猫ちゃんを飼いたい方にはぴったりの猫ちゃんといえるでしょう。スキンシップも嫌がらず、抱っこも好きな子が多いようです。

好奇心旺盛

マンチカンはねこじゃらしなどのおもちゃが大好きで、動くものならなんでも追いかけます。おもちゃを用意して遊んであげてくださいね!

臆病な一面も

家に知らない人が来たり、大きな音がすると驚いて隠れてしまうこともあります。

マンチカンの罹りやすい病気

短足のマンチカンは肥満に注意

短足のマンチカンは普通の猫より腰や脚への負担がかかり椎間板ヘルニアを発症しやすい傾向にあります。体重の増やしすぎには注意が必要です。椎間板ヘルニアは、背骨と背骨の間にある椎間板が変形して飛び出したり、飛び出した椎間板が背骨近くの神経に当たったりすることにより、脊髄を圧迫して痛みや歩行障害などを引き起こしてしまう病気です。

放置すると腰椎の神経を圧迫し続けることにより、歩行困難になってしまうので、「足を引きずって歩く」「歩かなくなる」「おしっこを漏らしてしまう」といった症状がみられる場合は早めに病院に連れていくようにしてください。

毛球症(もうきゅうしょう)

マンチカンには短毛種と長毛種がいますが、長毛種のマンチカンが特に気をつけたいのが毛球症です。

毛球症は、毛づくろいの時に飲み込んだ自分の体毛が胃や腸など消化器官で溜まってしまう病気です。飲み込んだ体毛の量が多いと、便と一緒に排泄できずに溜まってしまう可能性があります。

ひどくなると手術が必要になる場合もあるので、「食欲低下」「嘔吐」「便秘」「下痢」などの症状がある場合は早めに病院で診断を受けるようにしてください。

マンチカンが飲み込む毛を少しでも減らすために、長毛種は朝・夕回のブラッシング、月1回のシャンプーをするとよいでしょう。

スコティッシュフォールドとの交配種は注意が必要

マンチカンの中には、耳の折れたスコティッシュフォールドとの交配種もいます。

とても可愛く性格も穏やかで人気もありますが、スコティッシュフォールド特有の遺伝疾患「遺伝性骨形成異常症」(骨瘤)を受け継いでいることもあるので注意が必要です。

「遺伝性骨形成異常症」は2歳くらいまでの若いうちに発症する病気で、骨が変形したり軟骨が増えて瘤のようになり、痛みや腫れなどの症状がみられます。

変形した部分が元に戻ることはなく完治も難しい病気で、痛み止めを与えるなどの対処療法を続けていかなければなりません。

骨瘤ができやすいスコティッシュフォールドと、腰椎ヘルニアになりやすいマンチカン。両者とも骨に関する病気です。この2種を交配させるブリーダーさんがいたら、それはあまりいいブリーダーとは言えないかもしれません。私個人的には、耳折れのマンチカンがいるブリーダーさんからは絶対に猫ちゃんを買いません

マンチカンの大きさは?

マンチカンの体形はセミフォーリンタイプで、成猫になった時の平均体重は約3~5kgで、大型のメインクーン、ノルウェージャンフォレストキャット、サイベリアンなどと比べると半分くらいの体重ですね。

マンチカンは好奇心旺盛、行動的で甘え上手、成猫になってもちょこまかと歩く姿が可愛らしい猫種です。一緒にいっぱい遊びたい飼い主さんにはぴったりの猫種だと思います!

スコティッシュフォールド

続いてはこちらも1,2を争う人気猫種のスコティッシュフォールドです。

最大の特徴はぴたんと垂れた耳。丸顔に丸い目の癒し系猫ちゃんです。耳は垂れていても聴力に支障は無いそうです。

スコティッシュフォールドには垂れ耳と立ち耳の子がいます。近年では立ち耳の子は「スコティッシュストレート」として新品種になりました。

被毛もショートヘアとロングヘアの2タイプが存在し、カラーも様々です。

スコティッシュフォールドは見た目は可愛らしいのですが、耳の折れているのは悪く言えば奇形にあたります。可愛さを重視して人間がブリードで作り上げた品種です。ペット先進国はスコティッシュフォールドのブリードを禁止している国もあります。折れた耳は可愛らしいですが、遺伝性の軟骨の異常であり四肢には痛みを伴います。もちろん猫なので「痛い」とは言えないですよね。

スコティッシュフォールドの性格は?

穏やかで甘えるのが好き

比較的人になつきやすい傾向にあります。スコティッシュフォールドは穏やかで甘えるのが好きな子が多いので、猫と一緒に遊びたいという人にぴったりの猫です。

おとなしい

スコティッシュフォールドは比較的運動量が少ない猫種と言われています。穏やかな性格なのでおとなしい印象の猫種です。

賢くしつけがしやすい

スコティッシュフォールドは賢い猫できちんと教えれば学習できるため、比較的しつけをしやすい猫種といえるでしょう。

スコティッシュフォールドの罹りやすい病気

骨軟骨異形成症(骨瘤)

スコティッシュの特徴である折れ耳は、耳の軟骨が突然変異によって硬くなったものです。骨軟骨異形成症(骨瘤)は耳だけではなく、本来クッションとして関節を保護する役割の軟骨までが骨のように硬くなってしまいます。そうすると、四肢の関節、とくに足首が動かなくなったり、痛みが生じて歩くのをためらう様子が見られ、痛みの程度によっては歩行が困難になります。骨軟骨異形成症についていえば、折れ耳のスコティッシュは必ず罹るという報告もあります。特に折れ耳同士で交配してできた子に骨軟骨異形成症の症状が強く表れやすいといわれています。

耳折れのスコティッシュフォールドは、いずれ必ず骨軟骨異形成症になります。スコティッシュによく見られる「スコ座り」も軟骨の異常から起きている行動だと言われています。

外耳炎

耳の折れているスコティッシュが掛かりやすいのが外耳炎です。外耳炎は耳垢などが原因で外耳道に炎症がおこる病気です。外耳道や耳介の周囲が赤く腫れ痒くなるので「耳を痒がる」「耳を家具や柱にこすりつける」「後ろ足で引っかく」などの症状がみられないか、また普段から耳の中の観察もしてあげてください。

肥大型心筋症

肥大型心筋症は主に左心室の筋肉が厚くなる病気で、左心室がうまく膨らめなくなります。左心室に血液を貯めるスペースが狭くなるので、溢れた血液は左心房に溜まります。左心房では血液がたまるので血流の悪くなり血栓ができやすくなります。この血栓が血流に乗り色々なところへ運ばれてしまい、腎臓に運ばれれば急性腎不全、後ろ足に運ばれれば下半身麻痺、心臓のポンプ機能が悪くなれば肺に水が溜まり呼吸困難となってしまいます。

急激な呼吸困難(口で呼吸をする)、突然足が動かなくなった、元気がないなどの症状が見られたらすぐに病院で診てもらって下さい。

肥大型心筋症の治療は内科治療のみになります。内科治療を行い血栓や胸水といった状態にならないようにいかに維持していくかが重要になってきます。
 この病気は無症状の事もあり、健康診断や手術前の検査で発見される事も多いです。定期的な健康診断を受けさせることで、早期発見・早期治療が可能となります。

毛球症(もうきゅうしょう)

スコティッシュフォールドには短毛種と長毛種がいますが、長毛種のスコティッシュフォールドが特に気をつけたいのが毛球症です。

毛球症は、毛づくろいの時に飲み込んだ自分の体毛が胃や腸など消化器官で溜まってしまう病気です。飲み込んだ体毛の量が多いと、便と一緒に排泄できずに溜まってしまう可能性があります。

ひどくなると手術が必要になる場合もあるので、「食欲低下」「嘔吐」「便秘」「下痢」などの症状がある場合は早めに病院で診断を受けるようにしてください。

スコティッシュフォールドが飲み込む毛を少しでも減らすために、長毛種は朝・夕回のブラッシング、月1回のシャンプーをするとよいでしょう。

スコティッシュフォールドの大きさは?

スコティッシュフォールドの体形はセミコビータイプで、成猫時の体重はオスで4~6kg、メスで3~4kg程度が平均です。

スコティッシュフォールドを飼う上で気を付けたい事

定期的な健診を受ける

スコティッシュフォールドは子猫の時から遺伝性骨形成異常症を発症する事があるので、成猫になる前から定期的に健診を受けるようにしましょう

親猫がきちんと分かるスコティッシュフォールドを購入する

ペットショップやブリーダー、キャッテリーで迎える場合、親猫が折れ耳同士でないかを確認しましょう。

親猫や出元が分からないスコティッシュフォールドは、無理な繁殖をする利益重視のブリーダーが作出した子かもしれません。可哀想ですがそのような子を購入することは、また新たに無理な繁殖をさせて産み出される子猫を作り出す事に繋がります。高く売れる折れ耳のスコティッシュフォールドを産み出す為に、折れ耳同士を交配させているかもしれませんよ!そのような子猫は遺伝性疾患を持っている可能性が高いです。

人間が可愛さを重視して作り上げた猫種が、必ず病気にかかってしまうなんて悲しすぎますよね。猫達は「痛い」と言えません。人間なら「痛いから痛み止めを下さい」と言えばよいのですが、猫にはそれができないのです。

でも、十分なケアをすれば、快適な猫生を送ることはできます。

  1. 痛みや苦痛は無さそうか観察をする
  2. 定期的な健康診断や獣医師の診察を受ける
  3. 肥満にならないよう体重管理に気をつける
  4. 猫が高い場所へ上る場合、踏み台を設置する
  5. 床に敷物を敷き、柔らかくする

などが日常行いやすいケアです。腰や四肢に負担をかけない生活を心がけてください。

発症してしまった場合は、毎日痛み止めを飲ませるなどペインコントロールが必要です。そして症状が重い場合には、外科手術や放射線治療による緩和ケアなど特殊な治療も必要になるかもしれません。

スコティッシュフォールドブームを止めることが苦しむ猫を減らすことにつながる

このスコティッシュフォールドの遺伝による骨軟骨異形成症(骨瘤)の問題は、以前から話題になっていました。しかし、今もスコティッシュフォールドは、ペットショップで販売され繁殖もされています。遺伝的に繁殖しないほうがよい品種でも、買う人がいる限り繁殖され、不幸な猫はどんどん生まれてしまいます。

最近問題になっている、ブリーダーが飼育放棄するブリーダー崩壊の現場でも、スコティッシュフォールドを保護するケースは多いそうです。人気品種だから…とブリーダーを始めたものの、奇形が多く出てしまい、販売できず放棄するという最悪なケースも発生しているのです。

まずは、こういった実態を知って、飼い主がどう行動するか、どうして猫と暮らしたいのかをペットショップに行く前にきちんと考えてみてほしいと思います。もちろん、スコティッシュフォールドには罪はありません。猫種の特性を理解して大事に育てている人もいます。しかし、こういった実態を知らない飼い主が、可愛いからという理由でスコティッシュフォールドブームをつくりあげることで、不幸な猫を増やしていることは確かです。

きちんと猫のことを思い、環境を整え、観察も欠かさず行い、きちんと治療を受けさせている飼い主さんがいるのも事実です。

スコティッシュフォールドに関しては厳しいことばかり書いてしまいましたが、垂れた耳が可愛くて飼いやすいからよく売れる⇒スコティッシュフォールドのブリーダーが増え、不幸な猫を増やしているのです。

他の猫種についても書いていきますので、これから猫を飼う飼い主さんと相性ぴったりの猫ちゃんが見つかってもらえると嬉しいです!

以上、マンチカンとスコティッシュフォールドについての性格や罹りやすい病気、特徴などでした!

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